入れ歯
入れ歯の種類について
プラスチック床の入れ歯は、強度を保つため、厚く製作剃る必要があります。これが大きな違和感の原因になります。
金属床なら薄くて大丈夫な入れ歯が作れるので、違和感も最小限にすることが可能です。
プラスチック床は強く噛むとたわんでしまいます。さらに長期間の使用により少しずつ変形し,徐々に噛めなくなってきます。
金属床なら、たわみや変形も少ないので、しっかいと安定した噛み心地になります。
上あごをおおう入れ歯の場合、プラスチック床では温かいものや冷たいものを食べても熱を感じにくくなります。
たとえば、温かいお茶を飲んでも、上あごはその温かさをあまり感じることができません。
その点、金属床は熱の伝導にも優れているので、食べ物の温かさや冷たさをしっかり感じることができます。
義歯床の一部がシリコンで作られており,非常に柔らかい素材なので口内に痛みを感じることはほとんどありません。また,咀嚼がスムーズできるので,オススメしております。
また,ほとんどの口内状況に対応できるので有効範囲は広いのですが、汚れが付きやすかったり,約2年ほどで壊れてしまうところがデメリットとしてあります。
メンテナンスに関して
入れ歯が歯茎にぶつかって痛みが出たり、噛み合わせがうまくいかない、サイズが合わずに外れてしまう、うまくしゃべれないなどの問題が装着直後に起こることがあります。
慣れるまでにそのような問題点をクリアにして快適に入れ歯を使用するためには、調整を行います。
病院に行くのが面倒くさかったりで,自分で調整したりする方もいらっしゃいますが,トラブルの原因にになりかねるので、問題があればすぐに御相談ください。
入れ歯が慣れるまでにはスムーズにつけたり,取ったりが出来ないことがあります。
変に力を入れすぎて取り外しをしたりすると変形破損して使えなくなりますので,最初は慎重に扱って下さい。
以下のことには必ず気をつけて下さい。
歯にしっくりこないからと言って自分で調節することはやめてください。違和感があれば必ずご相談ください。
痛みが収まったからと言って,自分で曲げたり削ったりすると自分の歯に無理な負担をかけます。
入れ歯は朝・昼・晩の食事後は必ず洗浄して下さい。
睡眠前の入れ歯を外す時は、入れ歯専用の洗浄剤を使用して、丁寧に洗浄して専用のケースに保管して下さい。